不動産LPを公開したものの「問い合わせが思ったより来ない」「広告費をかけているのに反響が少ない」という状況は、LP自体に改善できる箇所が残っていることが多いです。
この記事では、不動産LPを公開する前・公開後の見直し時に使えるチェックリストを20項目まとめました。自社のLPに当てはめながら確認してみてください。
チェックリストの構成
- 【A】ファーストビュー(5項目)
- 【B】信頼性・実績(4項目)
- 【C】コンテンツ・構成(5項目)
- 【D】CTA・フォーム(4項目)
- 【E】技術・表示(2項目)
【A】ファーストビュー(5項目)
ユーザーの70〜80%はファーストビューだけ見て離脱するかどうかを判断します。ここが弱いと、どれだけ内容が充実していても読まれません。
A-1. 何のサービスか3秒以内にわかるか
「不動産LP制作」「マンション売却査定」「賃貸管理のご相談」など、何をしている会社・サービスなのかがキャッチコピーと画像だけで瞬時に伝わりますか?「ようこそ〇〇不動産へ」のような挨拶系コピーは離脱率が上がります。
A-2. ターゲットが「自分向けだ」と感じられるか
「マンションの売却を検討中の方へ」「賃貸物件を探している30代ファミリーの方へ」のように、誰向けのページかが明示されていますか?ターゲットが絞られているほど、対象ユーザーの離脱率が下がります。
A-3. CTAボタンがファーストビュー内にあるか
スクロールしなくても「お問い合わせ」「無料相談」などのCTAボタンが見えますか?ファーストビューにCTAがないと、そのまま離脱するユーザーを取りこぼします。
A-4. スマートフォンで崩れていないか
不動産LPへのアクセスは6〜7割がスマートフォンです。PCで見たときのデザインがそのままスマホで崩れていないか、実機で確認してください。テキストが小さすぎる・ボタンが押しにくいのもNGです。詳しくはファーストビュー改善ガイドも参考にしてください。
A-5. 画像がサービスの世界観と合っているか
高級マンション向けなのに安っぽい素材写真を使っていたり、投資向けなのに家族写真を使っていたりしませんか?画像の雰囲気がサービスのターゲット・価格帯と一致していることを確認してください。
【B】信頼性・実績(4項目)
不動産は高額な取引です。ユーザーは「この会社に任せて大丈夫か」を必ずチェックします。
B-1. 宅建業者番号・免許番号が掲載されているか
宅地建物取引業者免許番号はLP上で必ず明示してください。掲載がないと「本当に不動産会社なのか」という疑念を持たれ、問い合わせを躊躇されます。フッターへの記載でも構いません。
B-2. 実績・取引件数が具体的な数字で示されているか
「豊富な実績」「多数の取引」という表現は信頼性が低いです。「累計〇〇件の売買実績」「〇〇年の運営歴」「管理戸数〇〇戸」など、数字で示せる実績に置き換えてください。
B-3. お客様の声・事例が掲載されているか
実際の顧客の声や成約事例は、同じ検討をしているユーザーにとって最も説得力のある情報です。守秘義務がある場合は概要(エリア・広さ・成約価格帯)だけでも構いません。
B-4. 担当者・会社情報が顔出しで掲載されているか
担当者の顔写真・名前・資格が掲載されているLPは、問い合わせ率が上がります。「誰に相談するのか」が見えることで、「話を聞いてみよう」という気持ちになりやすくなります。
【C】コンテンツ・構成(5項目)
ファーストビューを抜けて読み進めてもらうための構成の確認です。
C-1. ユーザーの不安・疑問に答えているか
「費用はいくらかかるか」「どんな流れで進むか」「断ることはできるか」など、ユーザーが問い合わせ前に感じる典型的な不安に、LP内で先回りして答えていますか?不安が残ったまま問い合わせフォームに進む人は少ないです。
C-2. サービスの流れ・ステップが明示されているか
「問い合わせ → 無料相談 → 査定・提案 → 契約」のような流れがステップ図や箇条書きで示されていますか?手順が見えると「思ったより簡単そう」という安心感につながります。
C-3. 競合との違いが伝わるか
「なぜ他社ではなくこの会社に頼むのか」が伝わるコンテンツがありますか?価格・対応スピード・専門性・エリア特化など、自社だけの強みを1〜2点に絞って明確に打ち出してください。
C-4. よくある質問(FAQ)があるか
FAQはユーザーの離脱防止と問い合わせハードル低下に効果的です。「契約後のキャンセルはできますか」「費用はいつ発生しますか」など、実際によく聞かれる質問を5〜8項目入れてください。
C-5. 情報が多すぎて読みにくくなっていないか
伝えたいことを詰め込みすぎると、ユーザーはどこを読めばいいかわからなくなります。1つのLPで伝えるメッセージは1ターゲット・1ゴール・1訴求に絞るのが基本です。ホームページとLPの使い分けも参考にしてください。
【D】CTA・フォーム(4項目)
問い合わせ直前の離脱を防ぐための確認です。ここが弱いと、読んでもらえても問い合わせにつながりません。
D-1. CTAが複数箇所に設置されているか
CTAはLP全体を通じて最低3箇所(ファーストビュー・中盤・末尾)に設置してください。「読み終わったけどどこから問い合わせればいいかわからない」という状態を防ぎます。
D-2. CTAのコピーが具体的か
「お問い合わせはこちら」より「無料で売却価格を調べる」「今すぐ空室対策を相談する」のほうがクリック率は上がります。ボタンを押した先で何が得られるかが伝わるコピーにしてください。
D-3. フォームの入力項目が最小限か
初回問い合わせのフォームに10項目以上の入力を求めていませんか?名前・メールアドレス・相談内容の3〜5項目に絞るだけで、フォームの完了率が大きく上がります。詳細は商談時に聞けば十分です。
D-4. フォーム送信後のサンクスページがあるか
「送信できたのかわからない」という不安を防ぐために、送信完了後は必ずサンクスページ(お礼と次のステップを伝えるページ)に遷移させてください。広告計測にも必要です。
【E】技術・表示(2項目)
E-1. ページの表示速度が遅くないか
LPの表示が3秒以上かかると、それだけで離脱率が大幅に上がります。Googleの PageSpeed Insights でスコアを確認してください。特に画像ファイルのサイズが大きいままになっているケースが多いです。
E-2. Google アナリティクス・広告タグが設置されているか
計測タグが入っていないLPは「どこから来たユーザーが問い合わせしたか」がわかりません。広告を運用する前に必ずGA4とコンバージョンタグを設置してください。
チェック結果の見方
| クリアした項目数 | 状態 | 対応 |
|---|---|---|
| 18〜20項目 | 良好 | 広告運用・SEOに集中する段階 |
| 14〜17項目 | 改善余地あり | ✗の項目を優先度順に修正する |
| 13項目以下 | 要リニューアル | 構成から見直すことを検討する |
LP制作の費用感や進め方については不動産LP制作の費用相場・LP制作の流れ7ステップも参考にしてください。
まとめ
- ファーストビューで3秒以内に「誰向けか・何のサービスか」を伝える
- 免許番号・実績・担当者情報で信頼性を担保する
- ユーザーの不安をLP内で先回りして解消する
- CTAは複数箇所・具体的なコピーで設置する
- フォームは最小限の項目に絞る
このチェックリストで✗が多かった場合、LP全体の見直し・リニューアルをご検討ください。不動産LPの制作・改善のご相談は当サービスへお気軽にどうぞ。15万円〜、最短2週間で対応します。